調査兵団
・壁の外でいつか暮らすことを、自由を諦めない。
そのために巨人の正体の解明と壁外調査を行う。
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「特別じゃないといけないんですか?絶対に人から認められなければダメですか?
少なくともこの子は偉大にならなくていい。人より優れていなくったって・・
だって見てくださいよ。こんなに可愛い。だからこの子はもう偉いんです。この世界に生まれてきてくれたんだから」
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【自分の役割を考える】
「なんで俺にはミカサみたいな力がねぇんだって妬んじまったよ。俺にはミカサやリヴァイ兵長みたいな力がないからダメなんだって・・
でも兵長だってお前だって一人じゃどうにもならないよな・・
だから俺たちは自分にできることを何か見つけてそれを繋ぎ合わせて大きな力に変えることができる。
人が人と違うのはきっとこういう時のためだったんだ。」
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「ジャンは強い人じゃないから弱い人の気持ちがよく理解できる。まぁ大半の人間は弱いと言えるけどさ・・それと同じ目線から放たれた指示なら
どんなに困難であっても切実に届くと思うんだ」
「俺たちを作ったやつはこう考えた。いろんな奴がいた方が面白いってな。
巨人になる人間「ユミルの民」も同じさ。俺たちは求められたから存在する」
【無知で無力を知ることから始まる】
「この壁の中はずっとクソなんだよ。それが現実だ。俺がそれに気づいたのは数年前からだ。なんせ生まれた時からずっとこの臭え空気を吸ってたからな、これが普通だと思っていた
俺はそこで初めて自分で何を知らないかを知ることができたんだ。」
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「こんな役目を握ってんのがなんでオレなんだろうな・・このままじゃ俺は人類を救うこともハンネスさんたちに報いることもできないだろうな
でもそれを知るところから始まるのか?俺は今無知で無力・・・」
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【常識とされること、概念を疑うこと】
国の洗脳、歴史の改ざん
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親の洗脳
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巨人の正体
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【考えることを辞めない】
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【使命は自分で決める】
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「私はエレンを食ってねえさんを取り返す!そして世界の歴史を継承し
この世から巨人を駆逐する!それが私の使命よ!」
↓ ↓ ↓
「私は人類の敵だけどエレンの味方 いい子にもなれないし神様にもなりたくない
でも自分なんかいらないなんて言って泣いている人がいたらそんなことないよ って伝えに行きたい
それが誰だってどこにいたって!私が必ず助けに行く!」
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「ヒストリアが女王になるって決意した理由の一つはこれをやるためだ。
地下街から壁の端から端まで調べあげ・・孤児や困窮者をこの牧場に集めて面倒をみる。
王室の公費や没収した議員の資産をここの運営に回したり貧困層の支援にあてる。
困っている人がいたらどこにいたって見つけ出し助けに行くって言ってたこれがヒストリアのやりたいことなんだ・・」
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「その行いが報われるまで進み続けるんだ 死んでも死んだ後もこれはお前が始めた物語だろ」
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【憎しみの連鎖を断つ・戦争を考える】
ライナーの混乱
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「なんでそんなに恨まれているのかよくわからないの。何をしたからこんなに恨まれているのか・・」
「何千年もの間巨人の力で世界を支配して蹂躙してきたの!!他の民族の文化を奪って!望まない子を産ませて!数え切れないほど人を殺してきたの!!
この壁の悪魔どもがいくら目を背けても世界はこの罪を決して忘れないからこんなことになってるんでしょうが!被害者ぶるのは辞めて!」
「でもお母さんはこの辺で生まれて育ったからそんな悪いことしてないと思う・・」
「だから!!100年前あんた達の先祖が犯した罪の大きさが問題なの!!」
「100年前って・・じゃぁ今生きている私たちは・・一体何の罪を犯しているの?」
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「こんな収容区でも私の大切な人たちがいる私の家だからそれを踏みにじられることは許さないの。何もできないままなんでこんなことされたのかわからないまま」
「踏みにじられたからだ・・敵もマーレのせんしから攻撃されて大勢殺されたからその報復だろう・・
「壁の中に入ったら所帯を持つんだ。妻でも子供でも街の人でもいい・
壁の中で人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を、同じ過ちを何度も」
「確かにオレは・・海の向こう側にあるもの全てがすべて敵にみえた
そして海を渡って敵と同じ屋根の下で敵と同じ飯を食った・・
ライナーお前と同じだよ。もちろんムカつくやつもいるし、いいやつもいる海の外も壁の中も同じなんだ」
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「悪魔なんていなかった・・この島には・・人がいるだけ・・やっとライナーの気持ちがわかった・・
私たちは見たわけでもない人たちを全員悪魔だと決めつけて 飛行船に乗り込んで・・ずっと同じことを・
ずっと同じことを繰り返している・・」
私たちに見えているものと実在する物の本質は全然違うんじゃないかってね
憎しみを糧にして攻勢に出る試みはもう何十年も試された
私は既存の味方と違う視点から巨人を見てみたいんだ
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【正しい復讐】
私は生まれ変わった!だがその際に元の名前を偽ったりしていない!
ユミルとして生まれたことを否定したら負けなんだよ!
私はこの名前のままでイカした人生を送ってやる
それが私の人生の復讐なんだよ!!
生まれ持った運命なんてねぇんだと立証してやる!!
それに比べてお前はなんだ!?自殺して完全に屈服してまで・・
お前を邪魔者扱いした奴らを喜ばせたかったのか!?
なんでその殺意が自分に向くんだよ!?その気合がありゃ自分の人生だって
変えられるんじゃねぇのか!?
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【道】
「ミカサやアアルミンみんなを救いたいなら使命を全うしろ。」
「ミカサ?アルミン?誰のことだ?」
「さぁ・・わからない。誰の記憶だろう?」
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「巨人の力はそれ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される
それはどれほど距離が離れていようと関係なく 血縁の近親者に関わるものでもない。
あたかも「ユミルの民」とは皆いちように見えない「何か」で繋がっていると考えざるを得ない
巨人を形成する血や骨はその道を通り送られてくるときには記憶や誰かの意思も同じように道を通ってくる
そしてその道は一つの座標で交わるつまりそれが「始祖の巨人だ」
全ての巨人、全てのユミルの民はその座標へとつながっている。空間を超越した「道」でな」
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end